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マスケッティア・オブリージュ ~凌辱の四美銃士~
第12章 囚われの女獣
(感じ……て……これが……情交の……快感なのかっ……ぐっ……うああっダメだっ! へ……変になるっ)

 コルク抜きがキリキリと栓に穴を穿つように、ジワジワと、しかし確実に陥落の刻が迫っていた。

(ダ……メ……だ……あっ、くああっ)

「ふごおばっ……あばああああああっ」

 その咆哮はすでに拒絶の咆哮ではなかった。連れて行かれる。この快感に肉体が支配され、どこか、行った事のないどこかへ運ばれて行く。

「オラッ! 出すぜっ」
「しっかり受け止めろよォ!」
「ぐばあーっ! おおおっ……うがっ……うがああああーっ!」

 どぴゅうっ……どばあああああっぶっびゅうううううううっ!
 じゅばあああっ! ぶりゅりゅゅゅゅばあっ!

 湯のように熱い液汁が喉元を襲う。そしてまた直腸内にも灼熱の液弾が渦巻く奔流となって逆流する。

「がばあああああああああっ……んがげぶっ! ぶわらああああああああ! えごぬぅぅぅぅぅぅぅぶぱりぇぇぇぇぇぇろぉぉぉぉお!」

 腕と脚を奪われ、視界を塞がれ、言葉を奪われ、動かせぬ肉体を玩具とされた上、嘲笑する敵の凌辱によって絶頂させられる、その人間性の否定の屈辱。

 カーラの絶叫は捕えられ、屈服させられた猛獣の、断末魔の吠え声そのものだった。
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