この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第9章 その時が来るまで

出たよ、またその話か。

もう週の後半だっていうのに、何回目だ?

気付かれないように小さく溜息をついて、上半身を起こす。


「1週間に1回来るか来ないかだったユキが、講義に出てるってみんな騒いでるんだよ!」

「……必須課目じゃん」


迷彩のパーカーを脱いで、くっついた芝を払いながら答える。


「蓮見さんが助手してる講義と実技だけって聞いたよ!
水曜と木曜……ってほら、今日も木曜日じゃん!」

「よく気付いたね~」

「空デの研究室もよく覗いてるんでしょ?
しかも水曜と木曜だけ!」

「よく見てるね~」


この一問一答、さっきとほとんど変わりがないって感心するわ。

つーか覗いてるって……俺そんな怪しいの?


「決定的証拠!
この前の土日、ユキの家の近くで蓮見さんを見た人がいるんだって!」

「………!」

「「えぇぇぇ!?」」


/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ