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第4章 秘密の始まり…？

………都内で１人暮らしを続ける為に、週３日の仕事だけでは到底生活出来ない私は

卒業間際、デザイン科の研究室に駆け込み

どんな雑用でもやりますから！！と教授に泣きついた。

普通なら絶対にあり得ないんだけど、昔から運だけは良いらしく

たまたま産休に入る助手さんがいて、その穴に滑り込む形で

毎週水曜日と木曜日だけ、臨時で雇ってもらえることになったのだ。


月曜・火曜・金曜は、会社で企画部のアシスタント。

水曜と木曜は、大学の講義の補助や学生達の管理。

まあ、結局はどちらも事務仕事みたいなものだけど

細かい作業は好きだし、集中力はある方なので向いてるんだと思う。

土日祝日は休めるし、充実した日々を送っていたんだ。


………そう

月曜日の夜までは………