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退魔風紀 ヨミ ~恥獄の学園~
第2章 「わかったわ……」
(私のオマンコの……奥まで見せる……見られてしまう……)

 ゾクゾクゾクッ!

 否定しなければ。

 即座に断るのだ。それは囮になる約束と何の関係もないはずだと。

 なのに、なのに……

(あ、あああ、あああああ、私……)

 頭上で組んでいた腕がほどける。意志とは関係なく手が足の付け根の秘唇へ伸びる。

「だ、駄目ぇ……」

 断れたはずの命令に従って、指が勝手に陰唇を開いてゆく。

 ちゅぷり……

 ギニーに言われた通りに、そこは確かに、すでにぬかるんでいた。

「感じて……なんか……いないのに……」

 それが嘘だということは、もう自分でもわかっていた。感じているのだ。見られて感じてしまっているのだ。

「奥までよく見えるお……やらしい女だな、お前。逆らいもせずに自分からラヴィアを拡げるなんてどエロいお!」

「ふ……く……っ」

(……恥ずかしい!)

 死んでしまいたい。だが、同時に背筋に痺れのような快感も走る。

「よ、詠の……奥まで……じっくりとご覧ください……う、くあっ……ふあああっ!」

 強制されたわけでもない言葉が自然と唇からこぼれていた。

(やだっ! ああっ……気持ちいい! ああん、見られるの気持ちいい! おかしくなるっ!)

 きゅんきゅんと膣奥が伸縮し始めているのがわかる。明らかに性的興奮による蜜液が滲み溢れ、陰唇を妖しく光らせる。

「やっぱりお前は見られて感じるマゾ女なんお! 変態だお!」

「ああっ! 違うっ! 私は変態なんかじゃないっ! 違うの! 違うのに……ん、ふぅあっ……ああ、イヤッ……なにこれぇ……」
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