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退魔風紀 ヨミ ~恥獄の学園~
第2章 「わかったわ……」
「これでお前は淫乱女として生まれ変わるんお。インキュバスをおびき出す役目はヘレンちゃんからお前に変更だお!」

「あ……か、は……」

 ギニーの言葉は詠にはまともに届いていなかった。早くも効き目を現した媚薬のせいだろうか、頭の芯が痺れて目の前の全てのことがどこか遠くの出来事のように感じられる。

 逆に肉体の感覚はひどく鋭敏で、女の浅ましい箇所に絡み付ついた自分の指先や、膣内に注がれた液体の感触がくっきりと神経を浮遊する。

「エシ……とろんとした目つきになってきたお……」

 腰を抜かしたようへたりこんでいる詠の、だらしなく広げられた太腿に、ギニーが手を伸ばして来る。

(駄目……触れさせては駄目……)

 だが、体が動かない。動かすことができないのか、それとも本当は触れて欲しくて待っているだけなのか。詠にはもうどちらなのかわからなかった。

「ハアンッ……」

 ギニーに腿の内側を撫ぜられた瞬間、蕩けきった甘い声が発せられる。そしてそのまま秘所へと伝い降りてくる感触に、胸をときめかせてしまっている。

(ン……ふ……も、もっと……)

 にちゃあっ……

 ギニーの指が蜜壺の中に突き込まれ、中を潤ませていた詠の女汁が淫らな音を立てた。

 ちゅっぷ、ちゅっぶ、ぶしゅう……

 ギニーの指が出入り口を激しく掻き混ぜはじめる。

「あ、あ、ああっ……ン、ン、ンッ!」

 まるで抵抗が出来ない。それどころではない。もっと、もっとしてほしい。肉体が求めてしまっている。

「良いだろ、お? 素直になるともっと良くなるお……エシシッ! どっちみち、プッシーはもうぐちょぐちょだお!」

 ギニーが指先を引き抜く。

「あはあっ……ぐっ……ぅぅ」

 ぶちゅうっ!

 愛液が飛沫となって飛び散る。そんな自分の恥態すら心地良い。

(……このままじゃ駄目……こんな快感……)


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