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牝囚戦隊ジェイルジャーファイブ
第8章 あとがき
 こんにちは!

 短編ボリュームの小説を書くための練習として書き始めた分岐ノベル形式の作品のうちの最後の作品となります。と、思っていたらこの後に「愛玩男奴 お兄ちゃん」を書いてしまい、そうはならなかったのですが。

 原稿用紙400枚の作品は書くのに時間がかかるから、100枚ぐらいの作品をササッと書いてどんどん発表していこう! というのがそもそも浅知恵で^^;

「書っ、書けねぇ~!」短いから楽とか、そーいうの超間違い! というのを思い知らされる結果に。でも、書かないわけにはいかないのでなんとか書けるようにしなくちゃいけない。そして自分なりに編み出したのが分岐ノベル形式。これだと何故か100枚程度の話が作れる、と。

 実際の所、物語は枝分かれしているので20枚+30枚+30枚+40枚ぐらいの4本の物語を書いているようなものなのですが。まあでも、ちゃっちゃと話を進ませるためのリズム感だったり、分岐形式の性質上、最初にちゃんと各シーンのプロットと繋がりを考えて書くということを身につけさせられたと思います。

 結局、100枚の短編を書こうとして、「退魔風紀ヨミ」→「変身ティーチャー」→「パラダイスパレス」→「ジェイルジャーファイブ」と、4本の分岐ノベルを書くことになり、えっ? 合計したら500枚近いじゃない! という本末転倒ぶりだったという^^;

 それにしてもこの作品は、100枚のボリュームの中にヒロイン5人という無茶振りがシンドかったです。いや、書く前からそれには気づいてました。でも、戦隊っていったら五人じゃないと……。三人戦隊もあるけど、せっかくなら、ねぇ……。と、「戦隊」のキーワードでピクッとセンサー反応させた同志の皆様の期待に応えるべく、頑張りました。それだけは自分を褒めてあげたい。その分、展開の無茶度もアレなことになりましたが。

 最後に、いつも試し読みをしてくれる親友のI君に感謝の言葉を。
「ドワリーナは良い」というご意見のおかげで、調教役として総統ゲスドワールを最初から登場させるか迷っていたのがふっきれました。構成としてスッキリまとまったと思います。たとえ、キミがただ単にボンテージのお姉さん萌えで言っただけだったとしても。

 登場人物の多いこの作品が、多少なりとも読みやすいものになったのならば、それはキミの変態性のおかげです。
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