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BLACK WOLF~crime~
第10章 最後ノ恋
黒埼さんに腕を引っ張られて、私の体は黒埼さんのベッドに叩き付けられたが
柔らかい布団の上、特に衝撃は受けなかった。
大きなベッド。
2人で寝転ぶには充分な大きさ、だが…
黒埼さんの腕に引き寄せられたかと思うと、黒埼さんが私の体の上に股がって来る。
「黒埼さん…?何を…っ」
「最初はお前を守るつもりで人目に触れさせなかった。けど、そんなのは言い訳だ。本当はお前を誰にも見せたくなかったっ!俺だけのものとして閉じ込めて起きたかったっ!」
「━━━━━━っ」
黒埼さんの腕が私のシャツを捲り上げる。
まさか、黒埼さん…。
「待っ、黒埼さんっ!怪我が…っ」
この間、縫合手術を受けたばかりなのに、今動いたらまた傷口が開いてしまう。
「怪我なんかどうでもいいっ!知ったことか…っ」
「でも、んっ」
黒埼さんの熱くなった唇が、言葉を遮るように私の唇に重なる。
次に下半身のスカート。
スカートの中に手を入れ下着を剥ぎ取ろうとしている。
まさか、ここで…?
どうしよう…、いくら個室とは言えいつ誰が来るかもわからないのに。
でも…、何だか、頭の芯が溶けていくみたいに気持ちいい。
「お前の職場に電話したのも…。あの日俺のせいで仕事をサボらせちまったから、お前の職場に侘びようと思ったんだ。
俺の連れ、俺の私情に付き合わせたとなれば文句も言えねぇだろうと思って…」
…だから、電話を?
確かに、天下の黒埼 明さんの知り合いとなれば大目に見てくれる所もあるだろう。
私がクビにならないように気を使ってくれたの?
「お前の仕事を奪うつもり何て無かった。俺はお前の誰にも頼らない健気な所に惚れてんだ…」
柔らかい布団の上、特に衝撃は受けなかった。
大きなベッド。
2人で寝転ぶには充分な大きさ、だが…
黒埼さんの腕に引き寄せられたかと思うと、黒埼さんが私の体の上に股がって来る。
「黒埼さん…?何を…っ」
「最初はお前を守るつもりで人目に触れさせなかった。けど、そんなのは言い訳だ。本当はお前を誰にも見せたくなかったっ!俺だけのものとして閉じ込めて起きたかったっ!」
「━━━━━━っ」
黒埼さんの腕が私のシャツを捲り上げる。
まさか、黒埼さん…。
「待っ、黒埼さんっ!怪我が…っ」
この間、縫合手術を受けたばかりなのに、今動いたらまた傷口が開いてしまう。
「怪我なんかどうでもいいっ!知ったことか…っ」
「でも、んっ」
黒埼さんの熱くなった唇が、言葉を遮るように私の唇に重なる。
次に下半身のスカート。
スカートの中に手を入れ下着を剥ぎ取ろうとしている。
まさか、ここで…?
どうしよう…、いくら個室とは言えいつ誰が来るかもわからないのに。
でも…、何だか、頭の芯が溶けていくみたいに気持ちいい。
「お前の職場に電話したのも…。あの日俺のせいで仕事をサボらせちまったから、お前の職場に侘びようと思ったんだ。
俺の連れ、俺の私情に付き合わせたとなれば文句も言えねぇだろうと思って…」
…だから、電話を?
確かに、天下の黒埼 明さんの知り合いとなれば大目に見てくれる所もあるだろう。
私がクビにならないように気を使ってくれたの?
「お前の仕事を奪うつもり何て無かった。俺はお前の誰にも頼らない健気な所に惚れてんだ…」