この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
BLACK WOLF~crime~
第10章 最後ノ恋
ハルちゃんもこの病院に担ぎ込まれて入院してるけど、黒埼さんの病室は教えてなかったはずだ。

黒埼さんとハルちゃんは水と油のように仲が悪いから…。



っていうか、ハルちゃんいつからそこにいたの…?

どこからどこまで見られてたんだろう…?


それに、今の私の格好…。

胸は丸見えだし、下半身は黒埼さんの指が挿入されてて━━━━

「きゃあぁぁぁぁっ!!」



恥ずかしくなった私は慌てて黒埼さんのベッドから下りて服を整えた。


「はぁ…、てめぇはいつもいつも俺と舞との仲を邪魔するんだなぁ?」

黒埼さんは残念そうに溜め息を付きながらベッドに腰を下ろした。

邪魔っていうか…、黒埼さんの雰囲気に飲まれてシちゃいそうになったけど、ここは病院の病室だ。

あんな行為をしようとした私達の方が悪いに決まってるじゃないっ!


「ふん…、お前こそ、そのまま傷口が開いて出血多量にでもなっちまえよ。それともこの松葉杖で殴って頭から大量出血させてやろうか?そんで今度は健全でクリーンな血液を輸血してもらうこったな…」

「ほ~ぅ。俺がいないところで舞にちょっかいを出そうとする腹黒い幼馴染み君に言われたくないなぁ。ネズミかゴキブリのようにコソコソ、コソコソと。それに、年上の人間に吐く台詞とは思えない口振りだな…」


衣類を正しながら2人のやり取りを聞いていたが、本当に水と油だ。

…黒埼さん、さっきハルちゃんに"悪いことをした"って謝ってなかったっけ…?




まぁ、お互い怪我人だから殴り合いにはならないだろう。

それに、黒埼さんよりハルちゃんの方が重症だ。

そんなハルちゃんに黒埼さんも無茶なことはしないだろうし。



/225ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ