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シミュレーション仮説 (旧作)
第4章 それ以降、陽一とは定期的に体を重ねた。
 それ以降、陽一とは定期的に体を重ねた。
 告白の返事は、まだしていない。
 それよりも、体を重ねることのほうが、美優にとっては重要だった。

 電車の中で痴漢に遭えば、自ら足を開き股間へ手を導く。
 その指の動きが、陽一よりも巧みで、経験の少ない同級生よりも、大人を相手にしたほうがもっと気持ちがいいのではないか、と美優は考えるようになる。

 痴漢をしてくる相手をじっと潤んだ瞳で見つめ、誘う。
 痴漢は美優を連れ出し、ホテルへと連れて行ってくれた。

「あんっ! あん、ああっ! もっと…もっとぉ!」

 陽一のとは比べ物にならないテクニックに、美優は喘いだ。

 陽一との関係も続いている。

 美優は、男の人が複数いれば、もっと気持ちいいかもしれない、と思いつく。
 さすがに痴漢を同時に複数からされることはなかったので、それとなく同級生の男子を数人家に誘い、一度に何人もの責めを受けた。

 痴漢達の間で有名になった美優は、毎朝痴漢に遭う。
 学校にいる間は、時間を見つけては、陽一や他の男子と交わる。
 帰りの電車で痴漢されれば、ホテルまで着いて行く。

 もう、そこに清純な少女の面影はなかった。

「あっ、気持ち、いい…んんっ! もっと…あんっ!」

 今日も、複数の男を相手に、体中を精液にまみれさせて、美優は喘ぐ。

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