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琥珀色の泡
第2章 Happy birthday

明日、めでたく40歳を迎える私、大原香織に飲みに行こうと連絡をくれたのは、高校時代からの友人、大野里美。
お互いにまだ独り身。
共通の友人たちは、私たちを残して家庭に入ってしまった。
もちろん。共通の友人が全員で集まる時も楽しいけれど。。どうしても主婦の会話に入れないことも多い。
ただ、逆に私たち独身二人の愚痴をわかっても貰えない。
お局様のストレスをわかってくれるのは、同じお局様。
今さら誕生日なんてどうでもいい。飲みに行く口実だから。
なのに。
待ち合わせ場所でもう一時間も里美を待っていた。
お互いにまだ独り身。
共通の友人たちは、私たちを残して家庭に入ってしまった。
もちろん。共通の友人が全員で集まる時も楽しいけれど。。どうしても主婦の会話に入れないことも多い。
ただ、逆に私たち独身二人の愚痴をわかっても貰えない。
お局様のストレスをわかってくれるのは、同じお局様。
今さら誕生日なんてどうでもいい。飲みに行く口実だから。
なのに。
待ち合わせ場所でもう一時間も里美を待っていた。

