この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽の奴隷
第7章 BLとGL
「おおっ! いいっスね~。そうやってじゃれあいながらセックスに移行していく訳ッスね?」
「そんなわけないですっ!! 変態っ!!」

作家よりも個性的な編集者に、初対面にも拘らず、さすがの花純も声を荒げてしまう。

「いいじゃないッスか……羨ましいッスよ。先生、ボクともセックスしないっスか? もしかしたら創作意欲沸くかも知れないっスよ?」
「なっ……!?」

とんでもないことを口走り、今さら照れたように頬を染めてうつ向く。
言葉の異常さを無視して、見た目だけで言えば、そのしぐさはとても可愛らしく感じられた。
まるで男みたいなしゃべり方をするが、れっきとした女なんだと花純は改めて認識する。

「するか。お前なんかでは勃たない。俺の中ではお前は女性かもしれないが、女ではない」
「あー! 傷付いたッス」

ヘラヘラと笑うが、目だけは寂しげなことを花純は見逃さなかった。
『この人、本当に高梨さんのことを……』
大切な人を奪われそうな危機感を覚えるが、花純は高梨の彼女ではない。
それに知り合いの歴も間違いなく雫の方が長い。
しかも雫は仕事の相手として高梨と関わっている相手だ。
何と言っていいか分からず、花純は悶々とした気持ちをただ圧し殺すしかなかった。
/436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ