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快楽の奴隷
第8章 抉じ開けられた禁悦
披露宴が終了しても会場では至るところで会話が盛り上がっており、記念撮影などをしてる人が目立っていた。

「朋、きれいだったよねー」
「そうだねー。スゴく幸せそうだった」

短大時代の同級生の結婚式に参列していた花純は、引き出物の袋を手に取りながら微笑む。
同じ席は短大時代の友達たちばかりで、みんな友人の晴れ姿を喜んでいた。

花純が立ち上がったのに続き、友人たちも立ち上がる。
そこへタイミングを見計らっていたように、新郎側で出席していた友人たちがやって来た。

「すいませーん。この後の二次会についてちょっと相談があるんですけど」

新郎の友人グループの中で最も背の高い男が、花純に向かって声をかける。
女子グループは花純以外全員が嬉しそうに頬を緩めてその男に微笑んだ。
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