この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽の奴隷
第12章 『嗤う人形』
「出したくなったら、出して下さいね……遠慮なく、私の身体に……」

掴まれてない方の手を高梨の頬に添える。

「中は駄目だ……」
「今日は、大丈夫だから……もうすぐ来る日だし……」

そのまま身体を折って、彼の唇に口づける。
キスをしながら腰を上げ下ろしするはしたなさは、彼女を更に昂らせた。
高梨のすべてが欲しかった。
指先も、髪も、脚も、ぺニスも、未来も、才能も、今も、そして過去も。

高梨の何もかもすべてが欲しいと願ってしまう。

膨らんだ根幹はどんどん彼女を欲張りに乱れさせていく。
押し付ける丸みのある肉をつい自分の気持ちいいところに押し当て、腰を回してしまう。

「ああっ!! たかな、しさんっ!!」

どうされれば高梨が気持ちいいかなど考える余裕もなく、花純は肉悦に溺れてしまう。

「いくっ……あぁっ……そんなっ……」

結果として、高梨を果てさせるつもりが、自らの限界が来てしまう。

「いいよ、花純。逝きなさい……」
「だってっ……んあっ……やっ!! ああっ!!」

ギリギリで踏み留まる花純に、高梨は一撃腰を突き上げた。

「はぁぁあっ!?」

たった一突き、それが致命傷となり、花純は絶頂の高波に身体も心も浚われてしまった。


/436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ