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快楽の奴隷
第3章 電車内での恥辱
人と人が身体を押し付けあって、息苦しささえ感じる空間。
しかし一部の学生を除き、ほとんどの人は口をつぐんでたった一人で佇んでいるかのようなある種異常な状況で、花純は人知れず身体を火照らしていた。
高梨は小指から人差し指までの4本の指の爪を立て、つつーっと内股から上へと指を滑らせた。
細かなナイロンの網越しのその刺激は全身の肌を粟立てる。
彼女がファンである幻野イルマの官能小説に出てくるような変態的な状況に、嫌悪感を感じながらも正反対にもっと直接的なところを触られたいとも願ってしまう。
『電車の中なのにっ……凄く感じちゃってるっ……』
しかし一部の学生を除き、ほとんどの人は口をつぐんでたった一人で佇んでいるかのようなある種異常な状況で、花純は人知れず身体を火照らしていた。
高梨は小指から人差し指までの4本の指の爪を立て、つつーっと内股から上へと指を滑らせた。
細かなナイロンの網越しのその刺激は全身の肌を粟立てる。
彼女がファンである幻野イルマの官能小説に出てくるような変態的な状況に、嫌悪感を感じながらも正反対にもっと直接的なところを触られたいとも願ってしまう。
『電車の中なのにっ……凄く感じちゃってるっ……』