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快楽の奴隷
第3章 電車内での恥辱
「スッキリ出来たか? 沼田花純さん……」

高梨は彼女の鞄からパスケースを取り出して確認した氏名で呼び掛けた。
息も絶え絶えの花純は恨まし気な目で高梨を睨む。

「これで……データは消してくれるんでしょっ……」
「データ? ああ、あれは嘘だ」
「嘘っ!?」
「写真なんて撮ってない」

悪びれることなく高梨は告げた。

「嘘って……じゃあなんのために私はっ……」
「こういう風に変態的なことをして感じたかったんだろ?」
「私はそんなことっ……」
「面倒臭い奴だな……そんなに言い訳が必要なのか?」

吐き捨てるように言うと、高梨はポケットからデジタルカメラを取り出し、陰部を晒した彼女の写真を撮る。

「きゃっ!?」
「そんなに脅迫されながら犯されるシチュエーションが好きならそうしてやるよ」

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