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快楽の奴隷
第17章 闇と光
英国風庭園には秋の花であるアイビーゼラニウム、ガザニアが咲き誇っている。
「撮りますよー」
その前に寄り添うように立った二人はカメラを見詰めた。
シャッター音と共に二人は自然と笑みをこぼす。
撮られた写真はすぐに現像され、色紙に入れて渡してもらえた。
「わー!! いい写真!!」
「そうか? なんか微妙な顔してるな、俺」
「そんなことないですよ!!」
出来上がりに満足した花純はもう一枚購入し、高梨にも渡した。
彼は要らないと固辞したが、結局は花純に押し切られた。
撮影のあとは付近の土産物屋を見て回わり、次の目的地であるハーブ園に向かうためにロープウェイに乗る。
丘陵斜面に位置したこのハーブ園からは眼下の港町が一望できた。
「んー!! 気持ちいい」
ソフトクリームを片手にベンチに座り、景色を眺めながら花純は大きく伸びをした。
「ああ。いい天気だな……」
ドイツの黒ビールを片手に、高梨も秋の清々しさを感じていた。
「撮りますよー」
その前に寄り添うように立った二人はカメラを見詰めた。
シャッター音と共に二人は自然と笑みをこぼす。
撮られた写真はすぐに現像され、色紙に入れて渡してもらえた。
「わー!! いい写真!!」
「そうか? なんか微妙な顔してるな、俺」
「そんなことないですよ!!」
出来上がりに満足した花純はもう一枚購入し、高梨にも渡した。
彼は要らないと固辞したが、結局は花純に押し切られた。
撮影のあとは付近の土産物屋を見て回わり、次の目的地であるハーブ園に向かうためにロープウェイに乗る。
丘陵斜面に位置したこのハーブ園からは眼下の港町が一望できた。
「んー!! 気持ちいい」
ソフトクリームを片手にベンチに座り、景色を眺めながら花純は大きく伸びをした。
「ああ。いい天気だな……」
ドイツの黒ビールを片手に、高梨も秋の清々しさを感じていた。