この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
快楽の奴隷
第17章 闇と光
そう言って花純はシャーロック・ホームズのコスプレを高梨に手渡す。

「えー? よりによってこれな訳? 知ってるか? コナン・ドイルってシャーロック・ホームズを--」
「はいはい。そういう能書きはあとから聞きますから。早く着替えてください!!」

花純は赤いドレスを手に持つとそそくさと着替えに向かってしまった。
仕方なく高梨はマントと帽子を被り、鏡の前に立つ。
鷹のように険しい彼に、その風貌はよく似合ってしまっていた。
パイプを持ち、つけ髭まで鼻の下に着けるほど本人も乗り気になってしまう。

「わぁー!! 高梨さん、似合ってます!!」

はしゃぎながら花純が駆け寄る。
赤いドレスが風を孕み、フワッと柔らかく膨らむ。
イギリス風の庭園添えるように立つその姿は、絵画のように景色に溶け込む美しさだった。

「花純も似合ってるな」
「ありがとうございます……」

照れながらも花純はスカートの裾を持ち、くるりと回転してその姿を高梨に見せた。

/436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ