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第19章 快楽の奴隷

高梨は平然とした顔で花純の淫液を掬うと、指先で糸を引くように伸ばしてそれを見せる。

「や、やだ!!　やめてっ!!」

さすがにそれは花純にはキツすぎる羞恥だった。
冷や汗を溢れさせて怒る。

「自分に口答えする権利があると思っているのか？」

高梨は手首にスナップを効かせ、音を立てて彼女の乳房を叩いた。
思わず花純も声を上げ、顎を反らす。

「お前がいなくなってどれだけ苦しんだと思っているんだ？」

高梨は花純の耳許でそう囁く。
そしてそのまま耳たぶをカプリと噛んだ。

「ああっ!!　駄目っ!!」

弱い耳を責められると、花純はいつも声のトーンを上げてしまう。
そのまま耳を舐められ、乳首はつねられ、全身に震えが走る。
その隙に曽根は自らのタイを外し、それで花純の手首を縛り結わえてしまう。

「曽根さんまでっ……」

背中で縛られた手首は自力で外せない。
自由になった曽根は花純の両太ももを背後から掴み、ぐいっと開かせてから内ももを擽る。