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快楽の奴隷
第19章 快楽の奴隷
曽根は優しく彼女の身体を受け止め、ソファーへと寝かせる。

「叱られてるのに達するとは、やはり花純の身体はふしだらだな」

高梨の罵りさえ、後戯のように花純を震わせる。

「もっときついお仕置きが望みかな?」

妖しく笑んだ高梨は手のひらを振りかぶって花純の臀部を張った。

パシンッという鋭い音色とともに「あぐっ!!」という鈍い悲鳴が上がる。
二度三度と平手打ちを浴びせられ、意識が朦朧としかけていた彼女は一気に正気が戻る。

「やめてっ!! やめて下さいっ!!」

縛られた手で必死に尻を庇い、懇願する。
無様な格好をさせられると、余計に興奮してしまっていた。

「クリトリスと尻の穴、どっちでイッたんだ?」

打つ手を止めると意地の悪い質問を投げ掛ける。
既に高梨は嗜虐の悦びで股間を固く反らせていた。

「そんなことっ……」

生真面目な花純は即答出来ずに言い淀み、顔を伏せる。

「答えるんだ」

再び高梨の手のひらが振り抜かれ、花純の臀肌を赤く染める。

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