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快楽の奴隷
第5章 二人責め
「はぁはぁはぁ……」
荒い呼吸を繰り返す花純の口の周りにどろりとした白濁が流れる。
苦くて青臭いそれを花純はこっそりと少しだけ舐めるた。
決して美味しいものではないが、激しい情交のあとにはやはりその香りが相応しく思えた。

「二人の男に悦ばせて貰える気持ちはどうだ?」

高梨は軽く髪を掴んでわざと乱暴な態度で問い糺す。

「お姫様に……なった気分です……」

花純もそうされることに悦びを覚え、夢見心地で答えた。

「随分と色魔のお姫様だな」
「はい……発情しきった変態姫です」

自らを貶めると、拡げられた膣道がぎゅっと密集したように締まる。

「花純のお蔭でまたいい文章が書けそうだ」
「ありがとうございます……」

何よりも嬉しい言葉を貰い、花純は精神の絶頂も達した。
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