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快楽の奴隷
第5章 二人責め
「ペン先でつつかれて感じるのか?」
「違っ……んっんっんっんっ!!」

答える隙も与えぬほど曽根は花純の身体を揺する。
出張った傘が性感壁を削ぎ落とすように擦れる。

型の良い乳房は揺れるが、高梨のペン先は器用に彼女の乳首を捉えていた。

「こんなのっ!! ああっ!! いくっ!! イキますっ!! ああっ!!」

花純は奥歯を噛み締めて悔しげに腰をビクンッビクンッビクンッと三回震わせた。

それから遅れること四回突いて、執事は腰を引き素早くゴムを外して彼女の顔に白精を吐き出した。

「んんっ……」

それを浴びながらもう一度小さく花純が跳ねる。
絶命する魚のような跳ねもがきに、高梨は満足そうな笑みを浮かべていた。


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