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快楽の奴隷
第6章 ロマンスの書き方
「ちょっとっ……高梨さ----」

戸惑う花純の唇をキスで塞ぐ。
んーんーっともがきながら、彼女は高梨の胸部を軽く叩いた。

「ロマンスの部分は書き終わった。モヤモヤは解消してしまって構わないんだろ?」

イタズラっぽく笑いながら花純の乳房を揉む。

「んっ……そ、そのためにここで書いたんですかっ!?」
「そうだ」

ブラウスのボタンを2つ外すとその隙間から手を挿し入れてブラジャーをめくり、乳首を指で挟んだ。

「そ、外ですよっ……駄目っ」
「さっきから車なんてほとんど走ってないだろ?」
「でもっ……」

手のひらで全体を揉みながら乳首は挟んだ指の股でくにくにと苛める。
潮風も服の隙間から忍び込み、彼女の胸元を涼しげに開放的な気分にさせた。
いつもの花純ならそのまま身体を弄ばれてしまう。
しかし今夜の彼女は違っていた。
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