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揺れる恋 めぐる愛
第8章 羨望と嫉妬
荒い息使いにを耳にし、心がざわめく。
お互い強く抱擁したままベッドまで絡まるようになだれ込んでいき……
それがどこまでも堕ちていくような感覚に襲われた。
もう私にはこの人しかいないんだ……
そう思うと込み上げてくるのは彼を強く求める気持ち。
穏やかに静かな温かさを求めていたはずの自分から吐き出される
激しく燃え尽きるような感情。
この人にはいつもの私のペースが全く通用しない。
揺らされ、惑わされ、迷わされ……
それなのに結局魅せら囚われてれてしまう。
硬い布団に押し倒されたかと思うと、
そのまま矢継ぎ早に着ているものをむしり取られた。
身に纏った物も、心の壁も何もかもはぎとられ
跨れたまま頭上から見つめられ……
熱い視線が絡み合う。
「ののか……
ののか……」
肌が冷たい空気の感触を感じたのと同時に、彼が私の胸元を噛んだ。
「いっ!!」
言葉を飲み込み痛みに意識が支配されると同時に身体がカッと熱を発し、
はっとした。
ジュッと蜜が溢れ、ツーっと雫が流れるのが自分でもわかる……
熱が躰を駆け上がり、ボッと顔に炎が灯る。
「噛まれても感じるなんてイヤラシイ躰だな?」
口元を少し歪ませてから……
情熱的な指先と唇が文字通り私の躰の線をただひたすらに貪り始めた。
お互い強く抱擁したままベッドまで絡まるようになだれ込んでいき……
それがどこまでも堕ちていくような感覚に襲われた。
もう私にはこの人しかいないんだ……
そう思うと込み上げてくるのは彼を強く求める気持ち。
穏やかに静かな温かさを求めていたはずの自分から吐き出される
激しく燃え尽きるような感情。
この人にはいつもの私のペースが全く通用しない。
揺らされ、惑わされ、迷わされ……
それなのに結局魅せら囚われてれてしまう。
硬い布団に押し倒されたかと思うと、
そのまま矢継ぎ早に着ているものをむしり取られた。
身に纏った物も、心の壁も何もかもはぎとられ
跨れたまま頭上から見つめられ……
熱い視線が絡み合う。
「ののか……
ののか……」
肌が冷たい空気の感触を感じたのと同時に、彼が私の胸元を噛んだ。
「いっ!!」
言葉を飲み込み痛みに意識が支配されると同時に身体がカッと熱を発し、
はっとした。
ジュッと蜜が溢れ、ツーっと雫が流れるのが自分でもわかる……
熱が躰を駆け上がり、ボッと顔に炎が灯る。
「噛まれても感じるなんてイヤラシイ躰だな?」
口元を少し歪ませてから……
情熱的な指先と唇が文字通り私の躰の線をただひたすらに貪り始めた。