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喪われた記憶
第14章 恋敵?



「ご飯できてるよ。」


『ん、ありがと。
おっ!肉じゃがじゃん』


「うん。まだあるからいっぱい食べて?」


『いただきますっ』




<月琴>見えてる?

あなたが幸せになって欲しいと願った人は

笑顔で過ごしています。


でもね。


やっぱりあなたがいないことで開いた穴は

何を使っても埋めることができないようです。


だから私頑張る。


あなたを在るべきところへ連れ出せるように。


それまで…どうか待ってて。








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