この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
喪われた記憶
第15章 過去を辿って



「今どこに行ってるの?」


『屋上』



それもそうか、ずっとさっきから階段を上がり続けているのだから。



「そこで何してたの?
 ……って…まさか」


『ま、用途は中庭とほぼ同じだな。』



楽しそうに言うところじゃない。


青春の度が過ぎてる。



「…紫苑ってそんなに変態だったのね」


『月琴もだろ?』


「私は違います」



ピシャリと言い放ち、

紫苑を抜かして階段を上がっていく。



『おい。
あんまり走らないほうがいいぞ。』



そんな声が後ろから聞こえたけど、がん無視。



トントン…とリズムよく階段を上がっていく、筈だった。







/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ