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喪われた記憶
第15章 過去を辿って



とりわけ大きな樹の下に腰を下ろす。


するとその隣に紫苑も座る。



「………気持ちいい」



爽やかな風が吹き抜ける。


新緑が柔らかく目に映る。



『あ…葉っぱ』



紫苑が髪に触れた。


その指が耳を掠める。


その時だった。





―――ゾクッ……






「……っ!?」


『どした?』


「あ…何でもない。」



慌てて平然を装った。


でも。


何今の………。



私は辺りを見回す。



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