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喪われた記憶
第20章 檻の中





『…お前が悪いんだぞ?
 ちゃんと濡らしておかないから……』




怪しく笑うお父さん……



私の体は余計に渇きを増す。





『今回は特別だ…次はないと思え』





すっ…と私の中から抜くと、どこかへ行ってしまった。





「…っあ……いっ……」



最早体が動かない。


もうあらゆるところが痛い。





逃げようとしたその時…





体がふわっと浮いた。





「…………!?」



『…どこへ行くつもりだ?
 お前の居場所はこのベッドの上だけだろうに』





――ボスンッ…







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