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喪われた記憶
第23章 絶望の時





私の体はいとも簡単に押し倒され、



口の中に何かをねじ込まれた。



「………んっ…!?」



それ……



それは……!?




「………やっ!?」




顔を振って離した。



今…今のは……




『ふっ…安心しろ、ディルドはホンモノじゃない』




驚く私を見て笑いを浮かべるお父さんは



長くて太いそれを私の目の上に持ってきた。




「っ……それ」



嫌な予感がする。



『あぁ……挿れてやるよ、後でな』


「……………!」



やっぱり………













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