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喪われた記憶
第23章 絶望の時





―――ばたんっ…





「………!?」


『待て……俺は逃がすなんて一言も……』



なんで屋上だって分かったの?



いや…愚問ね。



そんなこと考える必要もない。



父の声に応じる必要もない。



私は決めたんだ。




『…月琴……お前………まさか』




珍しく動揺している父の顔。



「そのまさか……だよ」




私は静かに返した。



最期だと分かっているから



気持ちがやたら落ち着いている。








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