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第5章 6年前

限界が近づいた時。



俺がめちゃくちゃに突き上げ始めると、



月琴の声が一際大きくなる。



そして、律動に合わせて腰を振り始めた。



『――――っ』



その姿がどうしようもなくいやらしくて。



一気に絶頂が迫ってきた。




そして。




俺は月琴を強く抱き締めて、耳にキスをした。




その瞬間、腕の中で勢い良く跳ねた彼女。




狭い彼女の中が、俺をこれでもかと締め付けて放さない。






間もなく俺は彼女の中で果てた―――。