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第5章 中学生編＊睦月side

お姉さんはお茶と言っていたけど、テーブルに置いてあるのは前にも貰った栄養ドリンクの小瓶だった。

「これねぇ母親が箱ごと貰ってきたから沢山あるのよ。美味しいから良いんだけど利尿作用があるのが難点よねぇ」

利尿作用!!
それは私の天敵です、お姉さん！

「でさ、真面目ちゃんは何てお名前なの？お姉さんに教えてくれる？」

「あ、すみません！私、村下睦月といいます。こちらから名乗らずに申し訳ありません」