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シーシーShe
第4章 中学生編*カノジョ
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夢見は良かったのに、目覚めは最悪だった。
なんとなれば、俺は中学生にもなって寝小便をしてしまったのである。
夕方、半分覚醒した状態で下半身の不快感に気づいた時は血の気が引いた。
これじゃあ村下のことを笑えないじゃないか!
ウチは父親が早くに他界し、母親が水商売で俺と姉ちゃんを養ってくれている。
俺は母親が店に出勤したのを見計らって、姉ちゃんが部屋にいるうちに掛け布団と敷き布団を二度に分けて洗濯機に放り込み『洗濯+乾燥』のスイッチを押した。
我が家に布団を丸ごと洗える洗濯機があることに、生まれて初めて感謝した。
夢見は良かったのに、目覚めは最悪だった。
なんとなれば、俺は中学生にもなって寝小便をしてしまったのである。
夕方、半分覚醒した状態で下半身の不快感に気づいた時は血の気が引いた。
これじゃあ村下のことを笑えないじゃないか!
ウチは父親が早くに他界し、母親が水商売で俺と姉ちゃんを養ってくれている。
俺は母親が店に出勤したのを見計らって、姉ちゃんが部屋にいるうちに掛け布団と敷き布団を二度に分けて洗濯機に放り込み『洗濯+乾燥』のスイッチを押した。
我が家に布団を丸ごと洗える洗濯機があることに、生まれて初めて感謝した。