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第2章 わな

「もう昔の亜美じゃないよ　昔には戻れない・・・・

翔は今日あたしを抱きたくて来たんでしょ？

いいよタダデでやらしてあげる・・・」

亜美は本心じゃないけどそう言ってみました

「パシッ！！」強烈な平手打ちでした

「翔ありがとう　亜美嬉しい・・・・・・

でも　もう　昔の亜美じゃないの

電話でも言ったけど　男の人を愛せないの

それがたとえ翔であっても・・・・・・・」

「亜美・・・・・・・」

翔は亜美が息ができなくなるほどきつく抱いて

人目も憚らずキスをして来ました

「翔・・・・お願い困らせないで・・・・・・」

亜美は急速に濡れていく自分に戸惑いながら翔の手をさえぎりました

「亜美　ボクは君が帰ってくるのをずっと待ってるよ

今日君に伝えたかったのはそれだけだ」と言って翔は去っていきました