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PINK
第9章 初めての‥‥

 浴室を出て優希の部屋へと向かった。

 優希の部屋はモノトーンで統一してあり、置いてある家具も高級に見える。
何だか何貧富の差を見せつけられている様な気がした。
優希と私じゃあ不釣り合いなのかも知れない。
おとぎ話のシンデレラにはなれないだろう。
私はガラスの靴は持ってない。
エッチで淫らな画像で探し当てられたのだから。

 ベッドに私が横たわっている間、優希は撮影のビデオの用意をした。

「一番いい位置で撮らないとな」

 独り言の様に言いながら、ビデオカメラのレンズを覗く。

 位置確認が終わって、優希がベッドにやって来た。

 巻いていたタオルを外され全裸になる。

 「澪、バージンの裸をあのカメラに向かって見せて」

 私は言われた通りに立ち上がってカメラの前に立つ。

 優希が後ろから私を抱きしめ、首筋に唇を這わせた。

 ブルブルと震えてくる身体。

 「あっ!!」

 声が漏れる。

 唇を這わせながら、後ろから乳房を触られた。
左右に回す様に揉み出し、指先で両方の乳首を摘まれる。

 「んっ、あっ!あ、あん…」

 暫くの間乳首を集中的に弄られ続けた。
私は前屈みになり感じる身体は悶えた。

 「澪、乳首ビンビンに立ってるよ」

 甘く囁く優希のエッチな言葉責めにも感じてゆく。

 「ふぅ……んっ……う、うぅん‥あっ、ああ…」

 まるでAV女優になった気分だ。
演技じゃなく本気だよ!


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