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PINK
第11章 身体を開発
優希と飽きずにセックスをした夏休み。
夏期講習の帰りは、殆ど優希の家に上がり込んでセックスを繰り返した。
親には勉強の足りない分は友達と夏期講習終わってからやってるんだと言い訳してセックスに明け暮れた。
でも、決して勉強を疎かにする事はなかった。
優希が優秀な家庭教師を雇って一緒に勉強出来たからだ。
「遊びに明け暮れたい反面、親の信用を裏切るとカード取り上げられちまうからな。
金持ちボンボンバカ息子はそれなりに努力すんの」
優希には自由にしていいお金が親からカードとして与えて貰っていた。
親から受験する大学も将来も決められている。
《多少自由のきく籠の中の鳥》
私は優希にそんな印象を受けた。
優希のマンションで優希の親と遭遇する事もなかった。
「俺さ、結婚する女まで親に決められるの」
そう言って笑う優希。
冷めた笑顔。
「澪とは結婚は出来ないけど、いっぱい楽しませてあげるからね」