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第5章 好奇心

　濡れたアゲハ蝶の記事を全部読み、暫しブログから得る官能の凄さに驚いていた。

　作り物の物語よりも体験談の方が、リアルに感じて興奮を唆る。

　私は汚れてしまった指先、汚してしまった下着への罪悪感を拭う為またシャワーを浴びた。

　 オナニーをする度にこんな事を繰り返した。

　私はシャワーを浴びながらも、カオスのブログ記事の内容を思い出していた。

　指をアソコに挿れられて、焦らされながら触られるって、どんな感じなんだろう？

　自分の指を恐る恐る挿れてみた。
クリなどにも触れたがさほど感じない。
自分の指だからだろうか？

　エッチな妄想をしたら、アソコが疼いてキュンキュンしだす。
自然と濡れてきて、セックスがしたいと無性に思ってしまう。
オナニーには夢中になれないけど、エッチな事は人一倍してみたい好奇心が私を駆り立てる。