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PINK
第1章 欲求
それでもオナニーをすると物凄い罪悪感に襲われた。
ふしだらな事をしてしまった。
手が汚れた。
気持ちいい。けど、汚い事をしてしまったと罪悪感が頭の中で交互し、終わると余韻に浸ってる間もなく手を洗いに洗面所に向かい、石鹸をつけてよく手を洗いなかった事にしたくなった。
ふしだらな事実を泡で流す事により私を保っていた。
早くセックスが知りたい。
セックスをすれば、こんな自分で慰める行為なんてしなくて済む。
ふしだらな自分に嫌悪せずに済むと思えた。
セックスへの憧れは日に日に膨らんだ。
こんな私にならない為に
なのに‥‥‥…
私は‥‥‥
この男と出会ってからこの考え方を180度変えられたのだ。