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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第5章 予兆

「まだ内緒だ。」
ちょっと意地悪な顔して言われた。
「な、内緒って何?」
「そんな顔しても無駄だ。」
「え?!海斗?ママに言えてあたしに言えないの?」
それってどんな話だろう?
考えてみるけど、全然わからない。
いつもあたしに隠し事なんてしない海斗がこんな事言うなんて、なんか…
「海斗、意地悪だ…」
いつも聞かなくても言ってきてくれるのに。
なんかモヤモヤしてキッと海斗の方を見ると、海斗はそんなあたしに更に意地悪な目を向けながら口を開いた。
「そんな事言って。
そんな顔して挑発していいのか?
莉愛菜はここでめちゃくちゃにされたいみたいだな。」
そう言ってあたしの顎を掴んでさっきよは違う強引なキスをした。

