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第6章 主人と奴隷の性旅行～始まり～

「うわぁ～……っ!!」


何この景色!!
真っ青な空に、青とグリーンが混ざった透明感抜群の海。
そして真っ白な砂浜。

バルコニーから見える景色にひたすらうっとりと溜息を零す。


海斗があたしとの旅行と言って連れて来てくれたのは、清瀬家が所有するという島。


島っ？！


初めに聞いた時は驚いた。
まさか島まであるなんてっ。
それにもちろんここに来るまではプライベートジェット。


この歳で飛行機乗るのが初めてだったあたしはものすごくはしゃいでしまった。

で、でもしょうがないよねっ。
だって雲の上飛んでるんだもん!!
綿あめみたいな雲が下に広がってて、太陽が近くてとても感動した。

そんなあたしを見て、もう数えきれないほど飛行機に乗り慣れてる海斗はあたしの隣で静かに微笑んで。

うん。呆れられてはいないはずっ。
大人げないなんて思われてないはずっ!!

ただずっと外を眺めているあたしに、海斗は……