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莉愛菜と彼の主従関係~あなたのために~
第6章 主人と奴隷の性旅行~始まり~
カァ~~~~ッ!!!
あの時の海斗を思い出すと顔が熱を持つ。
今のあたし、絶対顔真っ赤だよ。
だって。
だってっ…!!!
『莉愛菜チャン全然俺の事見てくれないな…。』
あたしを後ろから抱きしめた海斗が耳元で小さく呟いた言葉。
優しい海斗だから、あたしに合わせて一緒に見てくれたり、離陸の揺れで驚いたあたしを安心させてくれたりでいつも通りの海斗だったんだ。
外に釘づけのあたしを優しく見守ってくれてた。
だけど、あたしもいつも以上にはしゃいじゃって。
人生初めての経験だったし、これから行く場所への期待もあってずっと外を眺めてた。
全然飽きなかった。
でも海斗は飽きちゃったんだろうね。
あたしに腕を回してくっ付いてきて、いつもの事だし嬉しいから答えるんだけど、やっぱり外が気になって心ここにあらずなあたし。
そんなあたしを見ていつもだったらきっと、
『莉愛菜、俺を見ろ。』
とか言うか、
『莉愛菜が好きにしてるから俺も好きにする。』
ってエッチな感じで触ってきたりでしょ?!