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ティア・リフレインに捧げる
第9章 淫汁に滑る肉摩擦を意地汚く貪る高貴な膣襞は……

 だが心とは裏腹に、体は肉の悦びにシヂに腰を擦りつけてしまう。

 それに意を強くして宰相はますます刺激を強めてくる。

 逃れることの出来ぬ循環が出来上がってしまっていた。

「ハアッ……シッ……シヂ様っ……だ……駄目……です……」

「心配さならずとも良いのです。すぐに気持ち良くして差し上げますじゃ」

「あっ、はあっ!」

 蜜を絡めた三本の指がティアの中で大きくくねる。

(んああっ! こっ……こんなの!)

 魔物ですらこのように巧みな指使いはしなかった。

「そっ……それっ……ああっ!」
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