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~花の玉手匣~
第5章  蒼い牙に抱かれて

ぬくもりの中、ぼくの心に新たな決意が湧き上がっていた。

正直に言えば今はまだ、翔龍への焼きもちを完全に拭える自信はない。

それはぼくが心身ともに未熟だから。

それでも――

だからこそ――

ぼくはぼくの務めに邁進しよう。

内官としても陛下の愛妾としても日々精進し、いつか、陛下が今の翔龍に抱いているような信用と同じくらいの――いや、それ以上の信用を勝ち得る人間に、ぼくがなればいいだけの話なのだ。

それまでの間に、また叱られることもあるかもしれない。痛い思いをしなければならないことも、あるかもしれない。

それでもぼくは陛下にどこまでも着いていく。

どこまでも愛し続ける。



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