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堕散る(おちる)
第24章 step24十八段目…春
「美味しいですね。自然に囲まれて食事して。」
ハルトが真面目に感想を言うのが可笑しかった。
「女将さん、この辺で展望台とか広場とか、星空を見るのにいい場所ありますか?」
「それでしたら、10キロ位登れば、野原がありますよ。車ならすぐだし、行けばわかるほど開けた場所ですから…」
「そう、じゃあ夕飯のあとに外出させてもらうね。」
「そしたらさっきの魚はお戻りになられた時に揚げてお酒を召し上がられたらいかがですか?」
「いいね。ありがとう、そうしてください。」
こうして午後は筍掘り、夜は星空見物と予定が決まる。
のんびり過ごすといっても、何もすることがないと、することが決まっていて、アタシの体が持たないのではと心配していたので、少し安心した。
食事も終わり宿に戻る。
女将さんが手伝いを呼ぶといったが、ハルトが七輪を持ち、アタシが釣り道具を持って山道を登った。
「筍掘り終わったら、洞窟温泉に一緒に入ってもいいですか?」
「あ、17時までは、お二人しかいらっしゃらないのでいいですよ。くれぐれもご内密にお願いします。」
「もちろんです。」
ハルトはわざわざ振り向いて嬉しそうに笑いかけてきた。
ハルトが真面目に感想を言うのが可笑しかった。
「女将さん、この辺で展望台とか広場とか、星空を見るのにいい場所ありますか?」
「それでしたら、10キロ位登れば、野原がありますよ。車ならすぐだし、行けばわかるほど開けた場所ですから…」
「そう、じゃあ夕飯のあとに外出させてもらうね。」
「そしたらさっきの魚はお戻りになられた時に揚げてお酒を召し上がられたらいかがですか?」
「いいね。ありがとう、そうしてください。」
こうして午後は筍掘り、夜は星空見物と予定が決まる。
のんびり過ごすといっても、何もすることがないと、することが決まっていて、アタシの体が持たないのではと心配していたので、少し安心した。
食事も終わり宿に戻る。
女将さんが手伝いを呼ぶといったが、ハルトが七輪を持ち、アタシが釣り道具を持って山道を登った。
「筍掘り終わったら、洞窟温泉に一緒に入ってもいいですか?」
「あ、17時までは、お二人しかいらっしゃらないのでいいですよ。くれぐれもご内密にお願いします。」
「もちろんです。」
ハルトはわざわざ振り向いて嬉しそうに笑いかけてきた。