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堕散る(おちる)
第24章 step24十八段目…春
「お帰りなさい。」

玄関に女将さんが出迎えに来ていた。

「早速お料理の支度を始めますね。」

昼に釣った鮎の天ぷらを楽しみに花札をしながら待った。

「星、綺麗だったな。」

ハルトが目を瞑る。
ワタシも真似すると瞼の裏に満天の星が浮かぶ。


ん…ハル…ト…

目を瞑っているワタシにキスが降る。

コンコン…

慌ててハルトの肩を押した。

チッ…

ハルトの舌打ちが聞こえたが女将さんが入ってきて紛らわせた。

「空豆と稚魚のかき揚げと鹿刺しでございます。」

日本酒と料理が並べられる。
ワタシには梅のジュース。

「ん…馬に似てるかな?」

「左様でございますね。馬より多少脂がありますが、繊維質なところは似ているかと思います。」

「これは酒が進むね。」

「では鮎の天ぷらと一緒におかわりをお持ちしますね。」

女将さんが部屋を出るとハルトが着いて行く。
トイレは部屋にあるし何の用事だろうか。

1人部屋に残されるのはいたたまれないが、箸も着けずに待っていた。

「ああ、ルリ、食べてて良かったのに…」

数分後にハルトだけ戻ってきた。

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