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堕散る(おちる)
第28章 step28 二十二段目…夏休み…入社試験
「ああああっ…お兄ちゃんたち、やっぱり美味しいものは最後に食べるのが一番だよ。
キッツいけど、またイキそっ…」

うがぁ…うぐぅっ

ビクビクビク…

ああ、イッタ…

今までならそれで終わったのに終わらない。

3人が狂ったように腰を振り続けていた。

「ねぇ、お兄ちゃん、どうしたら僕たちもお人形さんもイケるの?
イッテるのにイケない。苦しいよぉっ」

遠くで末っ子が何か言っている。
気持ちいい…ずっと…ずっとちょうだい…


カチャッ…

「あっ、『あの人』だ。」

「お兄ちゃん、約束破って…ヤバいよ。」

口と後孔のモノが抜け出ていく。

「ああっ…お兄ちゃんたちずるいよ。抜けないっ…止められない。」

1人腰を振り続ける末っ子の後ろにその人は来た。

「お前はいつもバカだなぁ、抜けないんじゃなくて、抜きたくないんだろ?」

クスリと笑って末っ子の腰を掴み、後ろに引き剥がした。

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

末っ子が叱られた子供のように謝る。


『堪えて…

見ているから…』

欲で忘れた言葉が浮かぶ。


「ああああっ…ハルトぉ…ごめんなさい。許して…
こんなワタシを抱いてぇ…」
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