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堕散る(おちる)
第29章 step29 二十三段目…再びの秋…実りのとき

「再会に…」
女の言葉に合わせてグラスが触れると、
キーンとガラスの透き通った音がした。
「店を任されて何年になるかしらね。」
「そんなに老け込むほど経ってないだろ?3年だ。
昔話がしたかったのか?」
「いいえ…育成にずいぶん手間取っているから…気になってね。」
「ああ、そのことか、仕方ないルリは学生だからな。待つしかないだろ。」
「ルリっていうのね。」
「名前なんてどうでもいいだろ?」
「そうよね。どうでもいいと思っている貴方が名前を出すからおかしくって…」
「何なんだ。からかいに来たのか?」
女の用件がわからず俺はイライラして一気にグラスを開けた。
「いいえ、中々自分で自分は見えないもの。
貴方が見えないもの、見ていないもの、見ようとしないものを見せてあげたくてね。」
女が俺の隣に座り直し、酒を作る。
手際よく作れるはずなのに、氷を遊びながらグラスに入れる。
背面の大きく空いたドレスから、白い背中から、腰が見え、体型を維持するために努力しているのが窺えた。
屈んだ姿勢で支えきれない乳房が揺れてドレスの脇から横乳が見えた。
女の言葉に合わせてグラスが触れると、
キーンとガラスの透き通った音がした。
「店を任されて何年になるかしらね。」
「そんなに老け込むほど経ってないだろ?3年だ。
昔話がしたかったのか?」
「いいえ…育成にずいぶん手間取っているから…気になってね。」
「ああ、そのことか、仕方ないルリは学生だからな。待つしかないだろ。」
「ルリっていうのね。」
「名前なんてどうでもいいだろ?」
「そうよね。どうでもいいと思っている貴方が名前を出すからおかしくって…」
「何なんだ。からかいに来たのか?」
女の用件がわからず俺はイライラして一気にグラスを開けた。
「いいえ、中々自分で自分は見えないもの。
貴方が見えないもの、見ていないもの、見ようとしないものを見せてあげたくてね。」
女が俺の隣に座り直し、酒を作る。
手際よく作れるはずなのに、氷を遊びながらグラスに入れる。
背面の大きく空いたドレスから、白い背中から、腰が見え、体型を維持するために努力しているのが窺えた。
屈んだ姿勢で支えきれない乳房が揺れてドレスの脇から横乳が見えた。

