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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
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コンコン…
「お食事の時間です。」
「ああ、頼む。」
王様が返事をして、ドアが開く。
執事とメイドがワゴンを押して入ってきた。
銀のお皿すべてに銀のフードカバーが掛かっていて、沢山の料理が並べられた。
王様は仕事を中断しソファーに座る。今度は対面に腰掛け、メイドから手渡されたメッセージカードのようなものを見ていた。
「ランチは、比内鶏のソテーフォアグラ添えがメインディッシュ…………」
どうやらカードはお品書きのようで、それを読み上げて知らされた。
凄く沢山の料理で、とても覚え切れなかった。
王様はカードを畳んでメイドに戻す。
「お支度が整いました。」
ダイニングテーブルの椅子は一方だけが銀色のひじ掛けでそちらが王様の椅子とわかった。
座るように進められ、執事に椅子を引かれて腰掛ける。
テーブルの上にはカトラリーが沢山並んでいた。
テーブルマナーなんてわからない。
銀のドームが宇宙ステーションのように点在していた。
「まずは食前酒からどうぞ。」
銀の盃に入った赤い飲み物はワインのような色だった。
コンコン…
「お食事の時間です。」
「ああ、頼む。」
王様が返事をして、ドアが開く。
執事とメイドがワゴンを押して入ってきた。
銀のお皿すべてに銀のフードカバーが掛かっていて、沢山の料理が並べられた。
王様は仕事を中断しソファーに座る。今度は対面に腰掛け、メイドから手渡されたメッセージカードのようなものを見ていた。
「ランチは、比内鶏のソテーフォアグラ添えがメインディッシュ…………」
どうやらカードはお品書きのようで、それを読み上げて知らされた。
凄く沢山の料理で、とても覚え切れなかった。
王様はカードを畳んでメイドに戻す。
「お支度が整いました。」
ダイニングテーブルの椅子は一方だけが銀色のひじ掛けでそちらが王様の椅子とわかった。
座るように進められ、執事に椅子を引かれて腰掛ける。
テーブルの上にはカトラリーが沢山並んでいた。
テーブルマナーなんてわからない。
銀のドームが宇宙ステーションのように点在していた。
「まずは食前酒からどうぞ。」
銀の盃に入った赤い飲み物はワインのような色だった。