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堕散る(おちる)
第31章 step31 二十五段目…B1階 初仕事
枕元にシーツが置かれた。確かに就寝用なのかシルクの服はくるぶしまでの丈だった。

「俺のことを待つ必要はないから、明日のためにしっかり休みなさい。」

「はい、今日1日楽しかったです。お休みなさい。」

ワタシの言葉に少し安心したように微笑み王様は天蓋から出て行った。

そうは言われても、王様より先に寝るわけにはいかない。
ハルトだってお伽噺を聞いたり、抱き締めてきたり、1人ぼっちの王様だって、眠るときは心細くなるのではないか。

そう思っていたけど、王様の湯編みに付き添うメイドが来て、一緒にバスルームに入っていくところまで見届けてワタシの意識はなくなった。


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あいつが連れてきた『あいつの女』に興味を持った。若いのに不思議な女だ。
あいつが入れ込むのも納得できる。

可愛くておとなしくて、賢いのに間が抜けていて、弱いようで強い女。

あいつとの契約期間内に完全に墜として、自分の側に置いておきたい。

早い女なら今日には墜ちるがさすがあいつに仕込まれただけある。

ミストサウナで腕を掴んだ時の反応では明らかに効果は現れているのに、しなだれかかることもなかった。
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