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第31章 step31 二十五段目…Ｂ１階 初仕事

でも、貼り付いた服がサウナで暖まり、乾いてつれる。胸の先端が尖ってぷっくりしているのが服の上からでもわかってしまっていた。

｢少し顔が赤いね、ミストサウナで少し冷まそう。｣

顔の赤さは違う理由だったけど、王様の言う通りにした。
そしてミストサウナに入ると、服のつれるのは直るものの、またぴったりと貼り付いて、しかも体が疼くのだ。

｢どうしようか、君をここに置いて、俺は部屋で風呂に入ろうと思ったけど、君が心配だ。
服が濡れたままで気持ち悪いかもしれないが一緒に部屋に戻ろう。｣

王様の手を取ることが出来なかった。
恥ずかしくて…

でも王様はよほど具合が悪いと勘違いして、脇の下に腕を通すようにしてワタシを立たせる。

ああっ…

それだけで声が漏れてしまったけど、サウナを出ると王様に抱えあげられてしまう。

そんなに近くから見られたら、乳首が勃っているのがバレてしまう。

ワタシはそれを隠すように、王様の首に手を回した。

｢擦り寄ってきて猫みたいだ。可愛いなぁ。｣

背中と膝裏に通る王様の腕を熱く感じる。そして体の側面に感じる王様の鼓動。