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堕散る(おちる)
第16章 step16十段目…二人きりの休日

誰にも気付かれないうちに俺のモノにしなければ…
最初にモニターでルリを見た時、
どんくさいと思った。
魔が差したんだろうし、
面倒だから見逃そうと考えた。
でも、画面から消える瞬間、震えているルリが見えた。
捕まえて、もっと怯える姿が見たくなった。残虐な俺を煽ったのだ。
捕まえてからも、体を売る店にでも出すことを考えた。送りこんだ奴は沢山いる。
いいバイトになると放課後稼ぐ奴もいれば、ハマって本業にする奴。
でも、何となく手放したくなかった。
ピクっ
ルリが動く…
ガバッ…
突然起き上がろうとする。
ぐいっ…胸に引き寄せる。
「おはよ…ルリ
いきなり逃げなくても、いいだろ?」
「あっ、アタシ…」
「そう、だいぶ、ごゆるりと寝てましたよ…」
「ごめんなさい」
髪を撫でる。
「今何時ですか?」
「13:15過ぎ」
「昼作りますね…」
「ん…
キスして…ルリから」
ルリを見て言う。
顔を赤くしながら近づいてくる。
互いに眼を開けたまま…
チュッ…
リップ音が鳴る。
もっと深くしたかったが、良しとする。
ルリが逃げるようにキッチンに向かった。
最初にモニターでルリを見た時、
どんくさいと思った。
魔が差したんだろうし、
面倒だから見逃そうと考えた。
でも、画面から消える瞬間、震えているルリが見えた。
捕まえて、もっと怯える姿が見たくなった。残虐な俺を煽ったのだ。
捕まえてからも、体を売る店にでも出すことを考えた。送りこんだ奴は沢山いる。
いいバイトになると放課後稼ぐ奴もいれば、ハマって本業にする奴。
でも、何となく手放したくなかった。
ピクっ
ルリが動く…
ガバッ…
突然起き上がろうとする。
ぐいっ…胸に引き寄せる。
「おはよ…ルリ
いきなり逃げなくても、いいだろ?」
「あっ、アタシ…」
「そう、だいぶ、ごゆるりと寝てましたよ…」
「ごめんなさい」
髪を撫でる。
「今何時ですか?」
「13:15過ぎ」
「昼作りますね…」
「ん…
キスして…ルリから」
ルリを見て言う。
顔を赤くしながら近づいてくる。
互いに眼を開けたまま…
チュッ…
リップ音が鳴る。
もっと深くしたかったが、良しとする。
ルリが逃げるようにキッチンに向かった。

